原発立地県連絡協議会
傘の花 東京です。傘の花が流れて行きます。
入梅宣言が出たと聞きましたが、今日の東京、ホテルの窓から街並みを眺めると、低く垂れ込めた雲に覆われて、高層ビルや工事用クレーンの先端が空に溶け込んでいます。
多くの皆さんがそうだと思いますが、この季節は余り好きではありません。心も鬱勃とする、そんなイメージです。もっとも、農家の方などにとっては大切な季節だと思いますが。
人は関係性の中で生きる
昨夜、友人と上野駅のガード下のお店で食事をしました。お店のかなりのスペースがオープンで、そのオープンスペースに陣取りました。道行く人や待ち合わせをしているような人が、すぐそこにいます。 でも不思議ですね。梅雨空で重い感じなんですがとても居心地がいい。きっと、人の関係性はそうした鬱勃たる気分をも和らげる効果があるんでしょうね。
親しくさせていただいている精神科の先生は、いつも人は関係性の中で生きるんだと仰っていますから。
(ここから後は、帰ってからUPしています)
東京出張の目的は、党の県代表協議会でした。
その前段で原発立地県連絡協議会が開催されました。
定期点検後への対応
それぞれの原発立地県は、さまざまな課題を抱えていますが、当面は定期点検が終わった原発をどうするかという課題。
わが県では、1号機の津波対策を受け、去る18日、原子力安全保安院は島根原発1号機の運転再開は「支障はない」との見解を伝えました。
溝口善兵衛知事と松浦正敬市長は、津波だけが事故原因と限らないとして「まだ判断できない」と慎重姿勢を崩さず、再開への同意を留保しています。
恥ずかしい話ですが、定期点検終了後の再開は、地元の同意が必要と思っていました。でも違うんですね。基本的には国がゴーサインを出すと再開できる。事業者が地元の意見を無視して「えいや!」と再開するかどうかは別として。
先日の常任委員会では、原発の集中審議を早めにと要望しましたが、窮屈な日程を理由に6月議会中にとのことになりました。個人的なことですが、僕も、6月定例議会までもとても忙しいことも事実です、、、
今日の連絡協議会でわかったことは、他県では、既に数日かけて原発問題を集中して審議しているところが多い。
一方、島根では、1号機の問題も、知事や市長の姿勢もあってか、委員会で触れる議員もなかった。
原発問題、6月に入ってから制度も含めて改めて総合的に勉強をしようと思っていたのですが、自分の能天気さに恥じ入る思いでした。
嫌悪感
原発に関わる判断をする際、専門家の知見への信頼性が瓦解してしまった今、地方にその判断を任されても困る。党で一歩踏み込んだ判断をという僕を含めた意見に対し、個々に党と連携取りながら課題を話し合い、後は地域に任せて欲しいという意見も。
100%の安全などない、しかし、経済や雇用のことを考えると、一定のリスクを抱え込まなければならないという「政治判断」をどういうタイミングで行うのか、ということなんですが、政治の場に身を置くことへの嫌悪感を感じてしまいます。
わが党の今後のエネルギー戦略は、総合エネルギー政策委員会で論議されていくことになっていますが、加藤委員長は、「パラダイムシフトすべきという意識を持っている」と発言されました。この発言は僕にはとても心地よい響きがありました。
わが党は、原発をエネルギー政策上過渡的エネルギーと位置づけてきましたが、「過渡的」をどういうレンジで考えるか、今後そこを明確に示していかなければならないのではないか、そんなことを思っています。
| 原発問題 | 09:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑
