<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

>> EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

>> EDIT

滞在型図書館~伊万里市民図書館

 こんな居心地のいい図書館なら、空き時間は全部図書館で過ごすかも(^^♪

150315imari3.jpg 

 先日、活水女子大学の先生に呼んでいただき、九州に行ったのですが、道すがら噂の伊万里市民図書館にお邪魔させていただきました。
 九州で食べるのが間違っていたし時間がない中なのにと反省しながら、汗を拭き拭きギリギリで飛び込んだのですが、入り口の貸し出しカウンターで、へえ!
 最初に、プレゼンを聞きました。開館20年目の伊万里市民図書館、市民とともに作る図書館というコンセプトはコンペに応募した設計者の意図なんですね。

 で、何に感動したのか、そこんところを何点か。

市民との協働
150315imari6.jpg  最初に、市民図書館と名付けるくらいですから、市民との協働の視点は徹底しています。
 入り口入ってすぐ、受付カウンターとは反対側ですが、一番いい場所に図書館支援団体・“図書館フレンズいまり”のスペース。
 活動は多岐に亘っていますが、日常的な各種支援は勿論、年何回かのイベントや講演会の主催、市民からの寄贈本の古本販売などなど。
 そしてこの皆さんが手作りグッズなども制作し、イベントに合わせて販売もなさっているのですが、その作業スペースは勿論、作業物資の倉庫が完備され、作業に必要な設備も設計段階から。

開かれた図書館
 二つめに、館長を全国公募。「全ての人の成長と成熟、自己実現を支える教育施設であり、人づくり・まちづくりを支える成長する施設」が図書館のミッションですから当然かもしれませんが、どこかのような通過や上がりポストとは大違い。
 今でも市民参加など鼻から考えていないような図書館が近くに結構あるような九州にあって、開かれた図書館づくりというコンセプトはイケていますね。

グランドピアノ
150315imari5.jpg  三つ目に、図書館機能。一番は、レファレンスコーナー。人口5万7千の市の図書館に独立したレファレンスコーナー!そう言えば、滋賀県の愛知川もそうだったかも。
 その他数え上げればきりがないという感じかもしれませんが、いくつか。
 僕的には、何と言っても本棚の真ん中、親子を意識したくつろぎスペースの隣にグランドピアノ!そして、その隣のようなところにトイレ!!!痒いところにって感じ。

 企画展示コーナーが30カ所余り!それに、各地の観光パンフレットや旅行会社のパンフレット。大学の入学案内!しまも、マイナーな僕の出身大学も!!
 実はこれ、学校図書館も学べるよなあって。伊万里も学校図書館の実情はとても厳しく、学校事務補助の仕事の一部として学校司書の役割。
 でも、その気になって市民図書館でこんな機能を眺め、学校の授業に思いを馳せることができたら、あっ、こんな資料があれば授業がもっと豊かになる、って思えるかも。

 最後に、何と言っても滞在型を標榜するだけあって、その心遣いは襞まで届きそう。
 その象徴は、図書館に書斎をって要望で作られた閲覧コーナー。
 ここに毎日通い詰めて、郷土ゆかりの人物を紹介する本を上梓した女性もある。

コミュニティを生み出すことと学校図書館
 次は、僕の目に映った課題。
 一つは、コミュニティを生みだす図書館。僕には、コミュニティが固定化しているように映りました。これだけ力を持っていますから、生み出す図書館であって欲しいし、価値観が流動化している時代ですから、新しいものが生み出せないと陳腐化する?
 もう一つは何と言っても学校図書館と活用した教育。前掲のミッション具現化を長期的に見ると、学校教育の中で問題意識醸成力や問題解決型の力をどう涵養して行くのかが不可欠。でないと、自己実現をサポートされる人の層が先細るのでは? 
 
150315imari2.jpg 

演歌の歌詞のような

 伊万里焼、魅力的ですね。中世ヨーロッパでもてはやされたはずです。
150315imari1.jpg  上の写真は、しっくい壁に描かれた伊万里焼の破片で作られたライン。長さはこの数倍でしたが、これを一つ一つ眺めるだけで時間を忘れそうです。
 そして、右の写真。江戸時代の伊万里焼の積出港だった河口に架けられた橋。
 そこには、欧州でもてはやされた見事な伊万里焼の大物がいくつも欄干の烏帽子として鎮座しています。
 伊万里、訪ねた時は人影寂しく演歌の歌詞のような風情でしたが、それも含めて魅力的ですね。
スポンサーサイト

| 学校図書館・公共図書館 | 21:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント:

TRACKBACK URL

http://omis24.blog.fc2.com/tb.php/1239-4c5638d8

TRACKBACK

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。