進化していますが、資料がないと問題解決型授業も難しい

退職祝(^^;;
退職祝(^^;; とても嬉しいですが、ちょっぴり複雑な思いもあり、、、 “とりあえず”とか退職の頭につけて頂くと、よかったみたいな。
わがまま、身勝手なことですが (≧≦)
それにしても、お花を頂けるなんて最高です。
白石議員さん、本当にありがとう!! 再選されたら、また活動をご一緒お願いしますね。頼りにしています!
今の子どもたちは幸せ
今の子どもたちは幸せだよなあ!って。
気になっていた、安来市立母里小学校の学校図書館を活用した授業の見学にお邪魔しました。小学生や中学生の頃、こんな授業を受けていれば、もっと充実した議員活動ができたかも知れません。
一番感じたのは、感想カードについての指導です。以前の授業でまとめた成果物に貼られた感想カード何人分かを紹介し、感想って具体的に書くと相手に伝わるよねと。

ここは、とても大切な点だと思います。見学した授業は、これまでの授業で調べた「情報カード」をグループ分けし、それを「まとめカード」と「感想カード」に書き込み、発表シートに見出しを付け、カードを貼り、要点を発表しようとする社会科の単元です。
自分で調べてまとめ、それを相手にわかり易く伝える、相手がわかってもらうためには、伝える内容の質が問われます。
実は、このわかり易く伝えるって、僕も結構苦手としているところです。
スキルを磨く授業ではなかった
今の子どもたちは幸せだよなあって思うのも、そこがあるからです。
僕たちの子ども時代って、知識偏重型の授業が主で、自分で考えたことを相手に伝えるなんてほとんど意識されていなかったと思います。
同僚議員の質疑を聞いていても、実感しているかどうかは別に、僕と同様に不得手な方が結構いらっしゃるのでは?そんなスキルを磨く授業ではなかったんですよね。
勿論、その力を備えた方もいます。その皆さんは、訓練しなくたってできるんです。
学習指導要領のポイントですが、そこにきちんと着目してその力を伸ばそうとしている先生は、広がってきているとはいえ、実はそんなに多くありません。
小学校はまだ取り組まれているのですが、特に中学校が厳しい。ここが抜けてしまうと、高校でその穴を埋めるのは難しいし、中高で抜けると今の大学の先生が学生に感じている困難さ、という現在の状況になる。と現場を見ながら感じています。
資料がないと問題解決型授業も難しい

資料がないと、学び方を学ぶ、問題意識醸成力を磨く学校図書館活用教育とは言えども、問題解決型授業への導入が困難なんですね。
授業で使うための資料がないと他から借りてきて準備をしますが、学校の図書館の棚にこの本を入れるわけにはいかないので、並べておく。
自ら資料を探すという問題解決型授業の基本の活動ができないので、与える授業にならざるを得ない。課題解決型を乗り越えれないんですよね。
ここに気付いている教育委員会関係者って、どれだけいるんだろう。まして、そんな問題意識を持って図書資料の充実を考える議員が。
学校図書館を活用した教育の普及と進化に長年取り組んできた僕も、今頃になって気づく何て自分が恥ずかしい。ことほど左様に、簡単ではないですね。
追記
帝京大学の鎌田先生がコメントをくださいました。とても大切な視点だと思っています。
ぜひ、一読して頂ければ!
学校は地域の灯し火
「学校は地域の灯し火」。
校長先生が前任校で取り組んだ事業を通じて地域の皆さんと交流する中で、地域の方から喜びとともに語られた言葉だと聞きました。
度々耳にした言葉ですが、正反対の意見もあります。
昨日、お話したある町の議員さんは、小規模校になると、親は大変。例えば、学校や周辺の草刈。年に何度も学校から要請があり、少人数の親が広い場所をひたすら草刈。そこに負担が集中すると、これは大変です。で、統合を望む声になる。
本来、地域コミュニティは、学校管理などをの管理などにも協働であたる機能を持ち合わせていたんでしょうが、その機能はどんどん弱くなっている。
ひょっとしたら、統合を望む声は、「ここには何もない。勉強せんとここに残らないけんぞ」的な意識につながっていくのかもしれません。
一方、いざそんな話が出ると「学校は地域の灯し火」論も出てくるんですよね。
普段から、地域の将来を話し合う、そんな機会は意識しないとできないと思いますが、そんな声がけをできる“人”がいるのかどうか、自分がその“人”になれるかどうか。
そんなところに地域の存続がかかっているかもと。課題意識は広がっているように見えますが、実は、目の前の危機かもしれません。
校長先生が前任校で取り組んだ事業を通じて地域の皆さんと交流する中で、地域の方から喜びとともに語られた言葉だと聞きました。
度々耳にした言葉ですが、正反対の意見もあります。
昨日、お話したある町の議員さんは、小規模校になると、親は大変。例えば、学校や周辺の草刈。年に何度も学校から要請があり、少人数の親が広い場所をひたすら草刈。そこに負担が集中すると、これは大変です。で、統合を望む声になる。
本来、地域コミュニティは、学校管理などをの管理などにも協働であたる機能を持ち合わせていたんでしょうが、その機能はどんどん弱くなっている。
ひょっとしたら、統合を望む声は、「ここには何もない。勉強せんとここに残らないけんぞ」的な意識につながっていくのかもしれません。
一方、いざそんな話が出ると「学校は地域の灯し火」論も出てくるんですよね。
普段から、地域の将来を話し合う、そんな機会は意識しないとできないと思いますが、そんな声がけをできる“人”がいるのかどうか、自分がその“人”になれるかどうか。
そんなところに地域の存続がかかっているかもと。課題意識は広がっているように見えますが、実は、目の前の危機かもしれません。
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| 学校図書館・公共図書館 | 19:14 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
ロビー活動をして欲しい
鎌田先生、揖屋小学校での研修会はとても気付きが多く、深く心に残っています。
あの研修会があったればこそ、図書資料の話がストンと命に落ちました。
あの研修会のお話し、もっともっと島根の教育委員会や先生方に聞いて欲しいものだと思います。
おっと、それに議員にも。
議員はとても大切なキーマンになり得ます。どう伝えるのか、並大抵ではありませんね。教育関係者が、もっとロビー活動をしてくれたら!
| 管理者 | 2015/03/09 20:48 | URL |