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島根県立図書館が日本建築家協会25年賞

 先日の県立図書館でのトークセッションは刺激的でした。

 講師は、出張に出ると必ず図書館を廻り、その数は1,000館を超え、海士にも何度も足を運んだという「未来の図書館、はじめませんか?」の著者岡本真さん。
 もう一人は、長崎市立図書館の指定管理を受託しているTRCの総括責任者下田富美子さん。腹の据わった見事な女性です。

151211shimoda.jpg  彼女に敢えて聞いてみました。図書館の指定管理をどう思うのかって。
 愚問だったようです。所詮、どんな仕事であっても体制の良し悪しじゃないんですよね。高い意識を持つかどうかで仕事は変わるので、所詮は人次第。
 ただ、下手をすると、コスト削減が委託や指定管理導入の最優先課題化していることがままあり、行政がブラック企業を生み出す温床ともなりかねません。

 そんな環境下で仕事する職員のモチベーションを上げるのは大変。ましてや、図書館司書はシャイで、本に囲まれていれば幸せ、人と話すのは苦手、何て人も多いから、なおさら大変かもと思います。
 
 ひょっとしたら?だから?図書館が市民から見放されるかもしれない、何て状況でもそれが見えなかったり、見ようとしなかったり。
 そんなことでは、ブラック企業的環境を抜け出せないぞ!というのも下田さんの意識を突き動かしている一つなんだろうと思います。

 島根県立図書館が「日本建築家協会25年賞」を受賞したと聞きました。
 この賞は、25年以上に亘って「長く地域の環境に貢献し、風雪に耐えて美しく維持され、社会に対して建築の意義を語りかけてきた建築物」を表彰するというものとか。
 菊竹清訓建築設計事務所の手による県立図書館は、開館45年。モダニズムの真髄とも言える素材とダイナミックなデザインが評価されています。

 その話を聞き、館内に目を凝らすと、持ち出しの階段や回廊は床の厚さが3段階。そして、広いホールの屋根は鉄骨造ですが、梁の美しさは息を呑む感じ。
 菊竹氏の最初のデッサンを見ると、ゆったりと開放感に溢れた空間に身を置き、堀川や椿谷の木々との一体感を楽しめるように考えられているようでした。
 しかし、今はそうした設計者の思いは見る影もないかもしれません。

 「知の広場」の著者、アンニョリ・アントネッラさんが、日本で一番酷い図書館はと聞かれ、スライドに映し出したのがわが県立図書館だったようです。
 建築は、建物だけが独立して存在するものではありません。住む人や利用する人と一体となって存在するものだろうと思います。
 そんな目で見たわが図書館は、、、

 ブラック企業で働く若者は、思考停止状態に追い込まれているのだろうと思います。
 下田さんは、図書館で働く人たちが自分たちの仕事を見直し、社会への責任も含め、考えるキッカケを作り続けたいとの思いを語ってくださいました。
 私たちもですが、ブラック企業の若者と同じ思考停止であっては、消滅するほかはないぞと感じた一日でした。
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| 学校図書館・公共図書館 | 01:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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