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タブレットは紙に勝てるのか

 羽田にいます。今日の東京も快晴。やはり、出てきて良かった。

141123gakugei2.jpg  フォーラム会場は東京学芸大学。欅が中心でしたが、紅葉が眩しかったです。
 フォーラムでは、3つのセッションに参加しました。本命は白鳳大学教育学部長の赤堀先生の「タブレットは紙に勝てるのか」とのセッション。

タブレットを使う授業の是非は?
 つい先日、邑智郡の中学校を訪ねた際の車中、某宍道先生とタブレットを授業に使うことの是非について激論を戦わせました。
 宍道先生は、絶対ダメ派。僕もそれに近いのですが、指導者のスキル次第では有用性もあるとの立場。いつまでも交わりそうにないので、議論を打ち切りました。
 電子書籍などのメディアがどう展開し、既存の枠組みをどう変えて行くのか?その中で、メディア教育はどうあるべきなのかって、僕の重要テーマの一つです。

 肝心の講演ですが、流石に招かれて教育学部長を務める先生(失礼は承知で)、心を摑むことにはとても長けていらっしゃり、あっという間の50分。
 結論的には、確かに使い方によっては授業の幅は広がるしいいツールになりうる。
 何が優れているのか?紙は鉛筆で書くという行為があるが、タブレットは指で書くことができる。手を動かすのは学習の基本とのことですが、PCではできないことです。

141123gakugei1.jpg 

メディアリテラシー教育は不可欠
 もう一つ、11名の不登校の生徒を対象に、メディアを使い不登校改善の実験を行った。そのツールとしてメールを使うこととした。
 ある生徒は、お父さんに恐る恐る家族で旅行がしたいと書いた。何だそんなことに思えますが、面と向かうと思っていることが言えない子どもがたくさんいる。
 お父さんは、何だそんなことと驚いたが、妹も含め家族4人で家族旅行に行った。それを契機に、不登校が解消した。

 真面目でシャイな子どもたちは、皆意見があっても言えないんですね。
 ところが、メールは面と向かう必要がないので書き易いんですね。で、11人中10人、自己開示できた生徒は改善して登校できるようになった。
 ただ、メールの扱い方次第では両面あって、いじめの温床にもなりうる。メディアを正しく使う(メディアリテラシー)教育が不可欠なこと言うまでもありません。

リソースとしての可能性
 最後に、離島でipadを使った実験的取り組みの報告がありました。
 加計呂麻島(聞いたことがないと思いますが)と小豆島の小学校の取り組み事例でした。小規模校ですし、公共図書館や書店などの教育を支えるインフラのないところですから、使い方によっては大きく可能性が広がることは確かです。
 小豆島の校長先生が仰った「ICTを活用することで島の外とつながる安心感、無限に知の資があるという期待感がもてる」との言葉は印象的。

 中山間地も一緒ですが、裏返せば教育インフラの格差が厳然としてあるし、漫然としてやり過ごしてきた政治は勿論、行政や教師にも責任の一端があるなあって反省。
 そこを埋めるツールという捉え方は後ろ向きで嫌だと思いますが、それは現実だし、それ以上の使い方だってできるはずです。

 ただ、会場で出会った、島根と京都と東北の学校をつないで行う実験的授業など、島根のICT教育を側面から支援して下さっているある大学教授が、島根のリソースの弱さを指摘してくださいました。確かに、県内の現場には相当な格差があります。
 力量もですが、一番は意識だろうと思います。底上げを図りたいものです。
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| 学校教育 | 23:02 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ご指摘の通りだと思います

鎌田先生
こちらこそ、失礼しています。
タブレットは不可避、仰る通りだと思います。ただ、個人的には、中学生くらいまでは紙ベースで問題意識醸成力だったり、問題解決力などのスキルを付けてあげて欲しいものだと思います。
ある先生は、FBで電磁波と網膜刺激の懸念があるので使わせたくないとコメントくださいました。
使うなら効果を見極めて局所的に、将来どこまで利用するかを自己決定できるスキルを付けさせたいものだと思います。
図書館活用教育と同様の課題、との指摘もその通りだと思います。
使う“人”次第。現場の研究授業などを含め、研修の積み重ねが不可欠でしょうね。
1月、2月、機会があればぜひご一緒できれば。日程など決まりましたら、教えてください。

| 管理者 | 2014/11/24 09:14 | URL |

ICT、タブレットは不可避!ただし、教師の研修を前提にしなければ

三島さん
ご無沙汰しております。
東京にいらしていたのですね。
私は会場の割と近くに住んでいるのですが、この3連休、宿題の追い込みで、自分の部屋の机の前から動けない状態で、参加できませんでした。
ICTの技術は人の知とコミュニケーションを拡張します。
間違いなく。
島根が取り組んでいる図書館活用教育の延長線上にICTの社会があり、タブレットはそこへとつなぐよい道具となり得ます。
ただし、それを子どもにもたらす学校と教師が意義と使い道に明るくなければ。
教育のインフラについて語られるときに、往々にして機器のことは語られるのですが、「人」のことが語られません。図書館活用教育も同様の課題を抱えてはいるのですが、教師がどう意識をもつかが鍵だと私は思います。
三島さんとはICTのお話をしたことはありませんでした。一度お話ししたいものです。1月、2月と法吉小の授業研究、研究発表会へと松江に伺う予定です。

| 鎌田和宏 | 2014/11/23 22:28 | URL |















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