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赤ちゃんを買うてきたんじゃろう

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  昨日のお天気そのもの、素晴らしい笑顔でした。日本の宝ですね。

 紹介してくれた方が、聞き書きをして本に残したいとメッセージをくださいましたが、ぜひやって欲しいものです。


とんでもなく飛んだ娘
140129fukue.jpg   昨日、吉賀町六日市で92歳、10年前まで現役の助産師だったという福江さんにお話を聞かせていただきました。
 18歳の時から助産師をはじめ、2,000人以上の赤ちゃんを取り上げた方の一言一言は、当たり前ですがとても重いです。
 一番心に残ったのは、人づくりをしなければ。そのためには生死の現場に子どもを立ち会わせることがとても大切だと思っていますよとの言葉。

 それにしても、今ならとんでもなく飛んだ娘さんだった。家族に言うと反対されるからと、15歳で家出して大阪に。看護師の資格を取り、働きながら助産師資格も取得。
 六日市に帰り、資格者もいなかったので、全く無経験ながら助産師の活動を始めた。
 制度が変わり、20万円づつ出し仲間5人で助産院を開院したのがS37年(1962年)。

 福江さん自身、二人の子どもを設けるも、陣痛の痛みがある間は手を休め、収まると稲刈りをし、夕方まで仕事をしてから出産。筋金入りですね。
 しかし、そういう過酷な中で出産し、産後の処置も十分にできず、農作業などに追われて体を壊すお母さんたちを守ってあげたいと立ち上げたのが助産院。
 その3人チームの助産院は全国的にも珍しいと、NHKの発見!中国という番組、さらに全国放送にも取り上げられています。ビデオを借りて見ましたが、心が熱くなります。

必ず産まれるし、母乳は必ず出る
 さて、そんな福江ばあちゃんの言葉は、一言一言が重いのですが、妊産婦を死なせたことはない、時間がかかっても必ず産まれるものだし、母乳は必ず出るようになるものだとの言葉はとても重い。
 産ませてもらう妊産婦が医者の都合で出産するため、陣痛促進剤や帝王切開が当たり前に行われるお産と、自分の力で出産しようとする妊産婦にどこまでも寄り添うお産の余りの軽重の違い。

 もう一度、生死の現場と子ども。
 ロボットにお茶を入れさせるという番組をやっていた。人間は何をするんだろうと思った。今、人づくりをしなければと絞り出すように。何度も。
 出産の現場を見ると、子どもはお母ちゃん頑張ってと叫ぶ。それが一番の力になるし、その子どもは、生まれた妹弟を大切にする。
 死の現場に立ち会い、別離の悲しみを体験することで生の大切さを知る。
 一方、窓口でお金を払い、ありがとうございましたとお礼を言う母の姿を見て、抱いている赤ちゃんを買うてきたんじゃろうと子どもが言ったと。

眩しい褒賞
 番組を収録したDVDを借りて見ました。
140129fukue2.jpg お会いする前に見ておけばよかった。番組を見るともっともっと聞きたいことがありました。
 本人は、92年の体験だから、語るにも92年かかると・・・・何度もお邪魔してお話を聞きたいと思いました。本当に聞き書きして欲しいですね。

  福江さんの玄関には、野花が美しく活けられていました。
 人への思いやりが伝わってきました。
 客間には勲五等瑞宝章が飾られていましたが、こんなに眩しい褒賞に出会ったのは初めてのように思います。
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