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通級~人間力がものをいう現場

 先日、山本参議院議員とお邪魔した「ことばを育てる親の会」で、通級指導教室の巡回指導は島根県と佐渡だけだと教えてくださった先生が担任する松江市立第二中学校の通級にお邪魔しました。

統合教育と構造化
 先生曰く、自分が変人だからわかり合える(^^ と仰るその先生を最大に評価し、最高の環境を与える校長先生。
 校長先生からは、この仕事は生徒本人はもちろん、保護者との信頼関係の上に成立する。そんな関係が切れるのは大きな損失だし、長期展望に立って後進を育てる、そんな意味でも移動ルールを考えて欲しいものだと。
 平成8年に制度化された通級指導教室は、従来保健室登校をしていた子供たちを教室に戻す大きな役割を果たしていると。

 それは、スペシャル・ニーズ・エデュケーション~統合教育という考え方が現場に体現化されている姿です。
 最初の教室に案内されて何も飾られていない無機質な空間にびっくりしましたが、これは、ちょっと興奮した子どもをクールダウンさせるための演出だとか。
 もう一つの教室は、パーテーションで3つに区切られており、それぞれ全く雰囲気の違う空間に設えられていました。
 これを構造化だと教えていただきましたが、これが予め健常児と障害児を区別した上で、同じ場所で教育する統合教育の最前線なんですね。

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より人間力が
 そして、通級指導教室は、才能を伸ばす場所だと。
 それを、マイナスをゼロにするのではなく、フラットな地点からどう引きあげてやるかだと表現していました。そのためには、専門性の浅深はもちろんですが、より人間力が求められる分野かも知れません。
 そんな視点での人配置を特に心がけて欲しい分野です。

 不登校・引きこもりについて、幼児教育と小学校低学年にもっと資源を投入することによって減らすことができるのかどうかについて意見交換しました。
 16年間現場に関わってきて感じることだがと断ったうえで、昔の子は元気があったのでぐれたが、今の子は元気がないので引きこもる。まだ女の子は元気があるのでぐれるのだと。
 どっちがいいのかわかりませんが、僕はやっぱり昔のほうがいい。でもなぜ、元気がなくなってきているのか?

 もう一つ、不登校・ひきこもりは、やかましく言わずに見守るべきだと聞いてきましたが、今は、自閉症は登校刺激を与えるべきだと変わってきたと。
 その上で、自閉症のように刺激を与えたほうがいい生徒と、心の自然治癒を待つため、そうでない生徒がいるとも。
 しっかり対応するためには、見極める力がいるんですね。ということもあり、学校医はなぜ見極める存在でないのかと(簡単でないことは承知の上で)。

やりがいがある現場
 最後に、子どもの状況が受け入れられない親御さんについて聞くと、何度でも何度でも話し合って納得してもらうのだと。
 家族が受け入れることができれば、全く変わってくるケースは山ほどあるはず。ここにも人間力が必要とされます。
 本当に大変な現場だと思いましたが、それ以上にやりがいのある現場ですね。
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