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滞在型図書館~伊万里市民図書館

 こんな居心地のいい図書館なら、空き時間は全部図書館で過ごすかも(^^♪

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 先日、活水女子大学の先生に呼んでいただき、九州に行ったのですが、道すがら噂の伊万里市民図書館にお邪魔させていただきました。
 九州で食べるのが間違っていたし時間がない中なのにと反省しながら、汗を拭き拭きギリギリで飛び込んだのですが、入り口の貸し出しカウンターで、へえ!
 最初に、プレゼンを聞きました。開館20年目の伊万里市民図書館、市民とともに作る図書館というコンセプトはコンペに応募した設計者の意図なんですね。

 で、何に感動したのか、そこんところを何点か。

市民との協働
150315imari6.jpg  最初に、市民図書館と名付けるくらいですから、市民との協働の視点は徹底しています。
 入り口入ってすぐ、受付カウンターとは反対側ですが、一番いい場所に図書館支援団体・“図書館フレンズいまり”のスペース。
 活動は多岐に亘っていますが、日常的な各種支援は勿論、年何回かのイベントや講演会の主催、市民からの寄贈本の古本販売などなど。
 そしてこの皆さんが手作りグッズなども制作し、イベントに合わせて販売もなさっているのですが、その作業スペースは勿論、作業物資の倉庫が完備され、作業に必要な設備も設計段階から。

開かれた図書館
 二つめに、館長を全国公募。「全ての人の成長と成熟、自己実現を支える教育施設であり、人づくり・まちづくりを支える成長する施設」が図書館のミッションですから当然かもしれませんが、どこかのような通過や上がりポストとは大違い。
 今でも市民参加など鼻から考えていないような図書館が近くに結構あるような九州にあって、開かれた図書館づくりというコンセプトはイケていますね。

グランドピアノ
150315imari5.jpg  三つ目に、図書館機能。一番は、レファレンスコーナー。人口5万7千の市の図書館に独立したレファレンスコーナー!そう言えば、滋賀県の愛知川もそうだったかも。
 その他数え上げればきりがないという感じかもしれませんが、いくつか。
 僕的には、何と言っても本棚の真ん中、親子を意識したくつろぎスペースの隣にグランドピアノ!そして、その隣のようなところにトイレ!!!痒いところにって感じ。

 企画展示コーナーが30カ所余り!それに、各地の観光パンフレットや旅行会社のパンフレット。大学の入学案内!しまも、マイナーな僕の出身大学も!!
 実はこれ、学校図書館も学べるよなあって。伊万里も学校図書館の実情はとても厳しく、学校事務補助の仕事の一部として学校司書の役割。
 でも、その気になって市民図書館でこんな機能を眺め、学校の授業に思いを馳せることができたら、あっ、こんな資料があれば授業がもっと豊かになる、って思えるかも。

 最後に、何と言っても滞在型を標榜するだけあって、その心遣いは襞まで届きそう。
 その象徴は、図書館に書斎をって要望で作られた閲覧コーナー。
 ここに毎日通い詰めて、郷土ゆかりの人物を紹介する本を上梓した女性もある。

コミュニティを生み出すことと学校図書館
 次は、僕の目に映った課題。
 一つは、コミュニティを生みだす図書館。僕には、コミュニティが固定化しているように映りました。これだけ力を持っていますから、生み出す図書館であって欲しいし、価値観が流動化している時代ですから、新しいものが生み出せないと陳腐化する?
 もう一つは何と言っても学校図書館と活用した教育。前掲のミッション具現化を長期的に見ると、学校教育の中で問題意識醸成力や問題解決型の力をどう涵養して行くのかが不可欠。でないと、自己実現をサポートされる人の層が先細るのでは? 
 
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演歌の歌詞のような

 伊万里焼、魅力的ですね。中世ヨーロッパでもてはやされたはずです。
150315imari1.jpg  上の写真は、しっくい壁に描かれた伊万里焼の破片で作られたライン。長さはこの数倍でしたが、これを一つ一つ眺めるだけで時間を忘れそうです。
 そして、右の写真。江戸時代の伊万里焼の積出港だった河口に架けられた橋。
 そこには、欧州でもてはやされた見事な伊万里焼の大物がいくつも欄干の烏帽子として鎮座しています。
 伊万里、訪ねた時は人影寂しく演歌の歌詞のような風情でしたが、それも含めて魅力的ですね。
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| 学校図書館・公共図書館 | 21:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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進化していますが、資料がないと問題解決型授業も難しい

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退職祝(^^;;

 退職祝(^^;; とても嬉しいですが、ちょっぴり複雑な思いもあり、、、 “とりあえず”とか退職の頭につけて頂くと、よかったみたいな。
 わがまま、身勝手なことですが (≧≦)

 それにしても、お花を頂けるなんて最高です。
 白石議員さん、本当にありがとう!! 再選されたら、また活動をご一緒お願いしますね。頼りにしています!

今の子どもたちは幸せ
 今の子どもたちは幸せだよなあ!って。
 気になっていた、安来市立母里小学校の学校図書館を活用した授業の見学にお邪魔しました。小学生や中学生の頃、こんな授業を受けていれば、もっと充実した議員活動ができたかも知れません。
 一番感じたのは、感想カードについての指導です。以前の授業でまとめた成果物に貼られた感想カード何人分かを紹介し、感想って具体的に書くと相手に伝わるよねと。

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 ここは、とても大切な点だと思います。見学した授業は、これまでの授業で調べた「情報カード」をグループ分けし、それを「まとめカード」と「感想カード」に書き込み、発表シートに見出しを付け、カードを貼り、要点を発表しようとする社会科の単元です。
 自分で調べてまとめ、それを相手にわかり易く伝える、相手がわかってもらうためには、伝える内容の質が問われます。
 実は、このわかり易く伝えるって、僕も結構苦手としているところです。

スキルを磨く授業ではなかった
 今の子どもたちは幸せだよなあって思うのも、そこがあるからです。
 僕たちの子ども時代って、知識偏重型の授業が主で、自分で考えたことを相手に伝えるなんてほとんど意識されていなかったと思います。
 同僚議員の質疑を聞いていても、実感しているかどうかは別に、僕と同様に不得手な方が結構いらっしゃるのでは?そんなスキルを磨く授業ではなかったんですよね。
 勿論、その力を備えた方もいます。その皆さんは、訓練しなくたってできるんです。

 学習指導要領のポイントですが、そこにきちんと着目してその力を伸ばそうとしている先生は、広がってきているとはいえ、実はそんなに多くありません。
 小学校はまだ取り組まれているのですが、特に中学校が厳しい。ここが抜けてしまうと、高校でその穴を埋めるのは難しいし、中高で抜けると今の大学の先生が学生に感じている困難さ、という現在の状況になる。と現場を見ながら感じています。

資料がないと問題解決型授業も難しい
150309mori2.jpg  もう一つ、図書館の様子を見学しながら司書教諭と話しながら、そうか!ってガッテンしたことがあります。考えてみれば当たり前のことなんですが。
 資料がないと、学び方を学ぶ、問題意識醸成力を磨く学校図書館活用教育とは言えども、問題解決型授業への導入が困難なんですね。
 授業で使うための資料がないと他から借りてきて準備をしますが、学校の図書館の棚にこの本を入れるわけにはいかないので、並べておく。
 自ら資料を探すという問題解決型授業の基本の活動ができないので、与える授業にならざるを得ない。課題解決型を乗り越えれないんですよね。

 ここに気付いている教育委員会関係者って、どれだけいるんだろう。まして、そんな問題意識を持って図書資料の充実を考える議員が。
 学校図書館を活用した教育の普及と進化に長年取り組んできた僕も、今頃になって気づく何て自分が恥ずかしい。ことほど左様に、簡単ではないですね。

追記

帝京大学の鎌田先生がコメントをくださいました。とても大切な視点だと思っています。
ぜひ、一読して頂ければ!

 
 
 
学校は地域の灯し火

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| 学校図書館・公共図書館 | 19:14 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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ダンゴムシは迷路が得意!~調べる学習コンクール表彰式

 あぜん、ぼーぜん!!って感じの作品でした。文部大臣賞にしてもスゴすぎ!

57,000点の応募
 昨日、図書館を使った調べる学習コンクールの表彰式にお邪魔してきました。
 今回で18回目となるコンクール、主催は公益法人図書館振興財団。
 図書館流通センター(TRC)が力を入れてきたこともあってか(?)常連校ばかりで、というようなやっかみ半分の声が耳に入らないわけではありませんが、スゴイです。

150228sirabe.jpg

 今回は、大人の部や英語部門も含めて、57,000点の応募があったとのことですから、結構すごい所まで発展しているのではないでしょうか。
 文部大臣賞など、会場で表彰されたのは小学生低学年から大人の部までの31作品。
 18年という年輪を重ねてきたことや57,000点から選ばれたこともあり、受賞作品の質の高さは圧巻。授賞式の後、作品の前から離れることができませんでした。

ダンゴムシは迷路が得意!
 圧巻は、小学生低学年の部で文部科学大臣賞を受賞した文京区の小学生、志太君の「ダンゴムシの七ふしぎ」。よくぞここまで調べ上げたなあって。
 何百匹のダンゴムシを44日間かけて徹底して観察と実験を繰り返した超力作。ダンゴ虫の行動パターン。右→左→右と行動する右利き?ダンゴ虫が圧倒的に多い。
 また、迷路をクリアできる時間は?手作り迷路で100匹のダンゴ虫が迷路をクリアする時間は?数分から数時間、動かなかったやつまで。時間の記録は勿論、動きを全て書き留め、写真も張って詳細な実験結果に目が点。ダンゴムシは迷路が得意!って。

 問題を見つけ、仮説を立て、文献を当たり、実験を繰り返し、それをまとめて自分の意見を付す。いやはや、下手な大学生の卒論よりスゴイかも。
 最後に、夏休みの44日間では足らなかった。調べる学習を通してさらに謎が深まった(@@ って。来年は一体どんな作品が登場するのか?
 あっ、小学校2年生で平気でA4で50枚程度。

力が付かないわけない
 彼は特別にしても、自ら問題を見つけ、自ら調べて自ら答えを出す。これ、力が付かないわけないよなあって思います。
 韮崎市は、図書館を使った調べる学習活動賞を受賞しました。教育長は、小中学校の間に2,000冊の読書を目標にしているて、小学生の平均貸出冊数は年間120冊と報告していました。
 この数字、島根の先進的な学校は遜色なしだと思っていますが、量を読める力は大切ですね。そうした力がないと調べることもできないですからね。
 鳥取の中学生が受賞していましたが、島根では調べる学習コンクールへの取り組みはまだまだ。島根でも取り組みが広がって欲しいものだと思っています。

poster.jpg  あと、ポスターの写真、どこかで見たことのある図書館風景だなあって思いましたが、調べてみるとやっぱり!
 09年、白山市の視察の際にお邪魔した蕪城小学校なんですね。ちゃんとブログにも書いていました。
 学校図書館にとても力を入れていらっしゃいましたが、こんなところでお目に書かれるなんて嬉しいです。それは、あちこちの学校にお邪魔してきたからこそで、ちょっぴり胸を張る、みたいな。

| 学校図書館・公共図書館 | 17:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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島根県立図書館が日本建築家協会25年賞

 先日の県立図書館でのトークセッションは刺激的でした。

 講師は、出張に出ると必ず図書館を廻り、その数は1,000館を超え、海士にも何度も足を運んだという「未来の図書館、はじめませんか?」の著者岡本真さん。
 もう一人は、長崎市立図書館の指定管理を受託しているTRCの総括責任者下田富美子さん。腹の据わった見事な女性です。

151211shimoda.jpg  彼女に敢えて聞いてみました。図書館の指定管理をどう思うのかって。
 愚問だったようです。所詮、どんな仕事であっても体制の良し悪しじゃないんですよね。高い意識を持つかどうかで仕事は変わるので、所詮は人次第。
 ただ、下手をすると、コスト削減が委託や指定管理導入の最優先課題化していることがままあり、行政がブラック企業を生み出す温床ともなりかねません。

 そんな環境下で仕事する職員のモチベーションを上げるのは大変。ましてや、図書館司書はシャイで、本に囲まれていれば幸せ、人と話すのは苦手、何て人も多いから、なおさら大変かもと思います。
 
 ひょっとしたら?だから?図書館が市民から見放されるかもしれない、何て状況でもそれが見えなかったり、見ようとしなかったり。
 そんなことでは、ブラック企業的環境を抜け出せないぞ!というのも下田さんの意識を突き動かしている一つなんだろうと思います。

 島根県立図書館が「日本建築家協会25年賞」を受賞したと聞きました。
 この賞は、25年以上に亘って「長く地域の環境に貢献し、風雪に耐えて美しく維持され、社会に対して建築の意義を語りかけてきた建築物」を表彰するというものとか。
 菊竹清訓建築設計事務所の手による県立図書館は、開館45年。モダニズムの真髄とも言える素材とダイナミックなデザインが評価されています。

 その話を聞き、館内に目を凝らすと、持ち出しの階段や回廊は床の厚さが3段階。そして、広いホールの屋根は鉄骨造ですが、梁の美しさは息を呑む感じ。
 菊竹氏の最初のデッサンを見ると、ゆったりと開放感に溢れた空間に身を置き、堀川や椿谷の木々との一体感を楽しめるように考えられているようでした。
 しかし、今はそうした設計者の思いは見る影もないかもしれません。

 「知の広場」の著者、アンニョリ・アントネッラさんが、日本で一番酷い図書館はと聞かれ、スライドに映し出したのがわが県立図書館だったようです。
 建築は、建物だけが独立して存在するものではありません。住む人や利用する人と一体となって存在するものだろうと思います。
 そんな目で見たわが図書館は、、、

 ブラック企業で働く若者は、思考停止状態に追い込まれているのだろうと思います。
 下田さんは、図書館で働く人たちが自分たちの仕事を見直し、社会への責任も含め、考えるキッカケを作り続けたいとの思いを語ってくださいました。
 私たちもですが、ブラック企業の若者と同じ思考停止であっては、消滅するほかはないぞと感じた一日でした。

| 学校図書館・公共図書館 | 01:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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学校図書館活用教育が結実

 本番よりずっと緊張しているのが手に取るようでした。人数は圧倒的に少ないのに。

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 全国高等学校ビブリオバトル決勝大会で、準チャンプに輝いた浜田商業高校の榎君が教育長に報告に来る事を小耳にはさみ、同席させてもらいました。
 県教委トップの皆さんは、核心をぼかしながらも周りを解説することで核心を想像させる彼のプレゼンのレベルの高さを絶賛していらっしゃいました。
 いや、そこも凄いかもしれないけど、僕はもっと単純です。並み居る偏差値上位普通高校の生徒の中で、準チャンプに輝いたという事実だけで十分って。

 それは、彼一人の力ではなく、彼をサポートした学校図書館司書や学校の先生方に支えられた結果であり、県の学校図書館活用教育がこうした姿に結実したということではないかと思うからなんですね。
 事実、彼の選んだ課題本をめぐって、さまざまな資料を取り寄せ、徹底した調べ学習を重ねたと聞きました。この経験は、彼の人生にどう彩りを添えるのか?
 こんな経験を、彼だけではなく、島根県の高校生皆に経験させてやりたい。それが、想像力と、それによる活力に満ちた地方創生につながると確信するからです。

150130enoki3.jpg  榎君の活躍は、きっと島根県の未来に新たな地平を開く一歩になるだろうと思います。
 浜商にやれて、って闘志を燃やし、どんどん挑戦して欲しいものだと思いますし、高校生大会だから、彼のような深読みをする生徒たちがその背景も含めて競うようになって欲しいものです。

 連日遅くなり、キーボードに突っ伏して眠ってしまいそうです。他に書きたいことってたくさんありますが、休むことにします!
 

| 学校図書館・公共図書館 | 01:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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