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北三瓶は熱い!~山村留学センターと北三瓶小学校

141030kouyou1.jpg 熱いキーマンはもうすぐ米寿
 どこにも熱いキーマンがいます。
 大田市山村留学センター「三瓶こだま学園」には矢田さんという、昭和12年生まれ、もう数年で米寿を迎えようとする方が熱く語ってくださいました。
 そういえば、矢田さんのお名前、千里さんです。数十年先も見通す慧眼の主です。

141030sanson1.jpg 大田市の山村留学センターは、今年が11期生とのことですが、矢田さんは、平成7年から空き家になった築200年の古民家に手を入れ、山村留学をしてきたのだとか。
 その手ごたえを得て、当時の熊谷市長に掛け合ってできたのが現在の施設だとか。よくぞこんな立派な施設を(^^;;
 矢田さんは、ここがなかったら、地域の今はなかっただろうとしみじみと。その通りだと思います。

 ここの留学生は1年単位で受け入れ、2㌔の距離にある北三瓶小・中学校に在籍し、センターから通学しています。
 昨年1年の行事等のビデオを見せていただきましたが、余りの中身の濃さに驚きました。毎週土日には何かしらの行事をやっている。
 今年の留学生は9人、これに指導員が2人と食育担当職員、市職員のセンター長がサポートしながらです。

存続やいかに
 そもそも何故調査に訪れたのか?奄美大島の宇検村が親子留学を行い、母親とともに7人の小中学生が来ていると聞いたからです。
 学校は、地域存続の最も大切なインフラだと思っていますが、少子化と財政逼迫の波に抗しきれず、統廃合が進んでいます。勿論、教育効果という言葉とともに。
 今、県内中山間地域の高校は魅力化事業に取り組んでいます。小中学校も地域も、そんな危機感を持っていると思うのですが、実際に行動を起こしているところは少ない。
 以前、学校図書館の様子を見るため北三瓶小学校を訪ねた際、山村留学の話を聞いいていたのを思い出して訪問しました。

 長い目で見ると、必ず人は育つと思うし(現に育っている)、地域にとって素晴らしい財産になるだろうと確信はできましたが、大田市でこの地域だけに数千万の予算を投入しつづけることに、多数の市民の理解を得続けることは至難だろうと思いました。
 どう、事業を継続発展させるのか、きっと待ったなしに近い局面だろうと思います。時代は来ていますが、それをどう誘引するのか、強力な発信が必要ですね。

図書館が熱い北三瓶小学校
 熱い思いを後に残しながら訪ねたのは北三瓶小学校。
 図書館はどう進化したのか?活用教育は進んでいるのか?子どもたちは育っているのか?折角の機会であり、そんな様子を見たいと訪ねました。

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 この写真、わかりにくいかもしれませんが、とても居心地のいい、子どもたちが足を運びたくなる図書館です。パート司書ですが、ここまでやるかってくらいです。
 先日、松江南高校図書館に知人を案内しましたが、余りの居心地のよさそうな空間にうっとりしていましたが、ここもですね。

 あっ、大切なこと。冊数ばかりではないと思っていますが、今年9月までの平均貸出冊数は、6年生が52冊!!全校平均が76.9冊。
 先生方と司書が連携して、一人一人の子どもたちをしっかりサポートしている様子が伝わりました。


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三瓶ももうすぐ錦秋を迎えます。走りを少し。

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| 学校教育 | 01:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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しまねの未来は間違いない~高校魅力化地域コーディネーター研修会&交流会

 「学びたいという意欲にあふれている、あふれ出す生徒」「自分が育った街に帰ってきたいと思う生徒」、こんな生徒を育てたい。

熱気あふれる
 141028HS.jpg 一昨日と昨日、高校魅力化に取り組む地域コーディネーターの研修会と交流会があり、参加させていただきました。あっ、研修会はほんの一部でしたが。
 冒頭のフレーズは、「高校魅力化・活性化事業が終わるころの最高の未来」というテーマ中、“生徒”というカテゴリーで一番の多くの“いいね”を獲得していたものです。
 そうなんですよね。僕が島根の教育に臨む育てる子ども像そのものです。

 研修会と交流会は、島根の明るい未来創造の熱気が溢れるものでした。特に、U・Ⅰターンが多い地域コーディネーターの皆さんの思いはスゴイ。
 管理職の先生方が秘めていながら形にできなかったことを、彼らの思いや行動力が引き出し、火をつけ、コラボレーションができつつあります。

ドアを開けた時から

 ただ、最後に「この研修会で一番学んだことと、今感じていること」をそれぞれが発表する儀式があり、代表二人が全員の前で発表しました。
 そのうちの一人は教員でしたが、今は思いを同じくする同志がいて何でもできそうだが、現場に帰った時のことを考えると、帰りの車のドアを開けた時からプレッシャーがあると思うと。
 言葉は正確ではありませんが、だいたいこんなニュアンス。飯南高校の校長先生ではありませんが、やはり、温度差があるんですよね。これも現実。
 そこをどう支えるか、現場を孤立無援にしちゃいけないよなあって。

 ただ、島前高校を筆頭に中山間地域の高校の変化は、着実に広がっています。
 それは、来年度の地域コーディネーターの配置が大きく広がろうとしていることや、魅力化事業の対象ではない江津高校が参加していたことに表れています。
 課題は、財政措置における市町村の意識の温度差が大きいこと(県立だからする必要がないと言えばない)、都市部の高校の現状打破意識が弱いこと。

しまねの未来は間違いない
 「事業が終わるときの最高の未来」は、私、生徒、地域、島根、教員、自校、地域住民という7つのテーマにカテゴライズされていましたが、それぞれ、熱くなるフレーズに溢れていました。機会があれば紹介したいですね。
 この取り組みを着実にやって行けば、島根はトップランナーとして眩しく輝くと思えますし、島根の明るい未来は間違いないと思えました。

| 学校教育 | 23:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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オルタナティブな組織は?~10/26精神医療・薬害問題を考える市民勉強会

 一日にブログ記事3本。初めてですが、、、

 
10月26日 精神医療・薬害問題を考える市民勉強会
 かつてケースワーカーをしていた知人が参加してくださいましたが、精神医療での薬の処方について、どう考えていいのかもう少し勉強してみたいと話していました。
 確かに、精神医療による薬害被害者の皆さんが講師ですから、薬の処方について否定的な話が大半でしたから、そう感じるのも当然だろうと思います。

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重症化はせいぜい15%
 講師の中川氏は、10年ほど前まで教科書に掲載されていた、統合失調症の治療薬がなかった時代、スイスの精神科医オイゲン・ブロイラーの統合失調症の転帰(病気の治療の経過および結果)について調査数字を示しました。
 統合失調症患者の35%~40%は治癒する。そして、波型(複数回の発作を繰り返す)患者の方が転帰は良い。重症化するのはせいぜい15%に満たないということである。つまり、85%の患者は、治癒するか社会に復帰できることを示していると。

市場は急拡大
 そして、もう一つ、中川氏は富士経済「医療用医薬品データブック」による向精神薬市場規模の統計データを示しましたが、その統計データによれば、1998年から2012年の間に統合失調症治療剤は376億円から1635億円へと4.3倍に。抗うつ剤は173億円から1377億円へと実に8倍の伸びを示しています。

 治療薬のなかった時代の統合失調症の転帰は前述のとおりですが、僕が調査に訪れた病院などの専門家の話は、統合失調症は治癒しないというのが前提になっています。
 また、ウツについて読んだ本や資料によれば、大うつは薬が効くけれども、(心因性の)軽度、中度のうつは薬は効かない。心因性うつは自然寛解すると書かれていました。
 これらのことを照らし合わせてみると、完全な経済論理の中で今の精神医療が成り立っているのではないかとの疑念を持たざるを得ません。

エンドラインを決める
141026seisin1.jpg  ただ、仏法用語に変毒為薬という言葉があるくらいですから、毒も使い方を誤らなければ人の治癒力を助ける大きな力となるのは道理だろうと思います。
 僕は、患者や家族が、病気を治すのは医師や薬だとの依存信仰を捨てる環境を作りたいものだと思っています。
 合わせて、ステキな奥様とともに、自分の力で断薬をした米田さん、この日の話にはなかったように思いますが、医療提供側はエンドラインを決め、治療方針を患者と共有して治療にかかるべきだろうと仰っていました。でも、当然のようなことが行われていません。

オルタナティブな支援は
 中川さんは、オルタナティブな支援する仕組みと組織を作って行きたいと仰っていましたが、ひょっとしたら、この島根にそんな組織が立ち上がって行くかもしれません。
 当事者の側に立って支える、大変なことだろうと思いますが、一歩でも進んで行ければステキですね。

| 医療・福祉 | 23:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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5分前にエントリー、やっぱり(^^;; ~10/25 BOOK在り月

 続いて、、、

10月25日 BOOK在り月
 昨年に続きカラコロ工房で「BOOK在り月」が開催され、一箱古本市に出店しました。
 前日の夜中と当日朝、出店する本を本棚からチョイス。店主の名刺と記載のないスリップも朝になって作成・印刷し、カット。あっ、つり銭の準備がない(^^;;
 というドタバタで、時間間際にカラコロ工房に到着。店開きしながら値付けしてスリップに書き込みました。その間もお客様が来てくださいましたが、接客もできず、、、


 3回目の一箱古本市出店。次回はテーマを決めてしっかりチョイスしようとか思いながら、結局いつも間際に適当に。でも、次回こそ!
 でも、一箱古本市って微妙です。仕事で使いたい~と言いながら開くことは少ない(^^;;~本が多いので、売れると嬉しくなく、売れないと寂しい。いつも微妙です。
 今回売れたのは、17冊、4,200円。買ったのは、冊数こそ10冊ほどですが、新しい本が2冊あったので、大赤字でした。いつものことですが、、、

今年のビブリオバトルは
  もうひとつのイベントは、やはり昨年に続きビブリオバトル。高校生の部、一般の部と全国大会の出場者を選ぶ学生の山陰地区決戦。
 高校生ではプレゼン力のとても高い男子がいました。うらやましい(*^^*) 大学生の山陰決戦は、昨年から島大医学部でビブリオバトルを開催している松岡くんが念願のチャンプに。12月に京都で開催される全国大会に参加することになりました。

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5分前にエントリー
141025biblio2.jpg さて、僕も一般の部に出場の声がけをいただいていましたが、お店もあるので断りました。が、一般の部開始の15分前、出場者から参加が3人になったらしいから出てよなどと声がけされて、、、
 紹介できる本もないしなあと売り物の本を眺め迷った挙句、またボロボロになる覚悟もして、少しでも盛り上げたいと無謀にも開始5分前にエントリー。
  6,7年前に読んだ塩見直紀さんの「半農半Xな人生の歩き方88」を紹介しました。結果は?お義理のような得票が2票。ありがとうございました!
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  一般の部のチャンプは、僕を引き込んだ写真のオムさんとF女の二人。
 う~む、手強い2人でしたから当然といえば当然ですが。

 さて、これも次回、ちょっとは準備をして出るぞ!見るより聞くより、自分で楽しんだほうが絶対いい!
 来年、あなたも出場しませんか?
 

| 芸術文化振興 | 17:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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変わる高校教員意識~10/24飯南高校へ

 夜遅いのが続き、PCの前に座る時間がなくて(^^;; 数日分、書きたいなあって。

10月24日 飯南高校でも新しい動きが
 役場の危機感、だろうと思いますが町が県立高校支援に力を入れています。
 横田高、津和野高に続き、高校魅力化事業に取り組む飯南高校にお邪魔しました。

141023iinan1.jpg  正直、町職員でどこまで出来るのかと思っていましたが、可愛らしい顔に似合わず(?)、高校の魅力化のため、熱い思いを持って先生や生徒を支えるために奔走する町職員がいました。
 キャピキャピの女性(と言っても既婚だそうです)を担当に付ける町役場もなかなかやるなあって思いますが、町営塾なども含め、高校支援に年間4,000万の予算を付ける山碕町長ですから、当たり前かもしれません。

変わる高校教員の意識
 いくつか、へえ!って思ったことがあります。一つは、教員の意識。
 校長先生は、2010年当時島前高校にいらっしゃったとか。当時、島前高校の魅力化に取り組んでいた岩本さんの提案に反応する教員は少なかったと。
 授業を豊かにするリソースがたくさんあるのに、使おうとする教員が少ないというのはよく聞く話ですが、今、中山間地域の高校教員はの意識は変わってきたと。
 意識のギャップはありませんか?との問いへの答えでした。コーディネーターが授業作りに直接関わることの是非を考えていましたが、津和野もでしたがやれそうですね。

根付く学校図書館活用

141023iinan2.jpg  もう一つ、学校図書館が「生命地域学」などの授業に積極的に活用されているという点。
 生徒の調べるスキルが高いとも聞きました。
 6,7年前だったと思いますが、赤名中学校の図書館活用教育を見に行ったことがあります。当時からの取り組みは、飯南町の目指す中高一貫教育の取り組みの核として学校図書館の活用が根付いていました。
 授業で図書館を使うことが多いとの言葉通り、図書館のレイアウトは授業優先になっています。

 ここで、さらに驚いたことは、県が嘱託として配置する司書にフルタイムで働いてもらうために、不足する時数分を町が補填しているという点。やるものです。
 ただ、調べ学習に使う資料が余りにも少ないというのは最大の課題だろうと思います。司書も苦労しているんだろうと思いました。

 最後に、来年度からは、地域おこし協力隊制度を活用し、地域コーディネーターとしてもう一名の採用を予定しているとのこと。飯南高校も目が離せません。

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| 学校教育 | 13:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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